ジンブナーズキッズへの思い

日本はグローバル化と超少子高齢化に伴い、国外からの有能な人財の受け入れ環境整備を年々進めています。これからの日本は、職場においても各地域においても英語力と*異文化コミュニケーションスキル(自分とは違う価値観や文化をもつ相手を受け入れ、柔軟にコミュニケーションがとれるスキル)が重要になります。

その一方、日本国内の多くの教育現場では、英語力(英語試験のスコアではなく、実際に英語を使ってコミュニケーションをとれる力)を身につける環境や異文化に触れる機会がまだ十分に整っていないように感じます。「週数回の英会話スクールでは十分な英語力は身につかず、送迎も大変」、「英語力の習得が期待できるインターナショナルスクールに通うには金銭的なチャレンジがある」といった保護者の声が多く聞かれます。つまり英語教育において機会格差が生じているのが今の社会の現状です。

ジンブナーズは、放課後の年間約800時間(6年間で約4800時間)を利用して、子ども達が出来るだけ長く英語や異文化に浸かり、英語力と異文化コミュニケーションスキルを効率的かつ効果的に身につける事を目的としています。この2つのスキルが非常に重要になる時代を生きる子ども達の”教育機会の格差を生まない社会”を目指して、私たちは活動を続けて参ります。

佐久川 政成

NPO法人GENESIS代表